北宋期の首都は開封 〔中国・王朝・歴史〕

北宋・960年-1127年は、中国の王朝。趙匡胤が五代最後の後周から禅譲を受けて建国した。

国号は宋であるが、金に開封を追われて南遷した後の南宋と区別して北宋と呼び分けている。北宋期の首都は開封。

北宋と南宋とでは華北の失陥という大きな違いがあるが、しかしそれでもその社会・経済・文化は継続性が強く、その間に明確な区分を設けることは難しい。

そこで区分しやすい歴史・制度・国際関係などは個々の北宋・南宋の項目で解説し、区分しにくい分野は両者の統合項目である宋で解説することとする。

907年に唐が滅亡し、その後の五代十国時代の戦乱の時代の後、960年に趙匡胤により建てられたのが宋である。

太祖・趙匡胤から始まり、三代真宗の時代に遼からの侵攻を受け、これと和平を結ぶ。

これによって齎された平和な時代に大きな文化の華が開いたが、一方では財政の悪化などの問題を抱えるようになる。

六代神宗の時代に王安石の手により新法と呼ばれる政治改革が試みられるが、これが政争の原因となり、混乱を招いた。
update:2010年03月09日